オウンドメディアは何に利用するか、その答えは先にも書いた通りコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、広告を出して自社製品・サービスを一方的にPRするのではなく、ユーザーが「知りたい」情報を無料で提供することによって見込み客を作り、その先の売りにつながるマーケティング手法です。
具体的に掘り下げると以下の通りです。
オウンドメディアのメリット、目的、特徴等
①ユーザーとの最初の接点としての役割を果たす
いろんなところに広告を打ったり、自分のサイトで商品の情報を充実させても、結局ユーザーはまだその商品を使ったことがないからそれだけで買おうと思ってくれません。
そこで活用できるのがオウンドメディアです。
自社の製品・サービスに関係するテーマでユーザーの役立つ
情報を発信すれば、ユーザーは自ずと商品に興味関心を示してくれるはずです。
それがユーザーとの最初の接点となります。
さらに、オウンドメディアはSEO対策としても機能します。ユーザーが好む情報を提供することでGoogleからの評価が上がるため、オウンドメディアの内容を充実させればさせるほど、検索順位も上がって、より一層ユーザーとの接点が広がるという好循環となります。
②自社のファンを作る
オウンドメディアで情報を発信し続ければ、継続的に記事を見るユーザーも増えてきます。
さらに検索に頻繁に引っかかるようになれば認知度は上がり、意識的にアクセスするユーザーも出てきます。
アクセス数が増えれば、自然とそのオウンドメディアを運営している会社や、その会社の提供している商品のことを知りたいという人が出てきます。そこから、実際に会社のことを知ったり、商品を利用したりして、ファンができていきます。
オウンドメディアの製作者や運営者に対しては、きっと好意的な印象を持っているはずです。もちろん、継続的に見ている人でなくても、多くの記事を掲載しているオウンドメディアに対しては安心感が生まれます。
信憑性のある情報を発信することは大前提ですが、それだけのコンテンツを発信できるだけのノウハウと情報があるということになるからです。
③広告費の削減
オウンドメディアを訪れた人は、今後自社商材の顧客になる可能性がある、潜在顧客です。
この潜在顧客を対象に広告を打つ、もしくは入札を強めるなどの施策によって最終的な獲得の可能性が高まります。逆にオウンドメディアに訪れていない人には広告を出さなかったり、入札を弱めたりすることも可能になります。
オウンドメディアを活用することで、その層の顧客に優先的に広告を出すべきかをあぶりだすことが可能となります。
顧客となる可能性が高い層に絞り広告配信ができるため、広告費用に対して成果が高くなります。
次回はこちらです
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