友人の助けもあり、何とか死なずにはすみました。
また、友人が泣いてくれたことは素直に嬉しかったです。
こんな私にも泣いてくれる人はいるんだなと思いました。
なのでとりあえず生きてみようと思いました。
しかし現実問題、私には学歴・資格・職歴など、この社会で生きていくだけのスキルはありません。
信じられる男もいません。
キャバ嬢としての経験はあっても、一生物の仕事ではありません。
生きると決めたのはいいものの、そこに希望はありませんでした。
とりあえず生きるためにキャバ嬢として復帰しました。
暇があれば求人で正社員として雇ってくれる会社を探しました。
しかし、どの仕事も、キャバ嬢として働くより長い労働時間の上、給料にも魅力を一切感じませんでした。
「え、普通の人ってこんなひどい条件で働いてるの?」
と驚きました。
キャバ嬢しかやったことのない私にとっては、カルチャーショックのようなものを感じました。
そこで私は、
25歳までにキャバ嬢以外で満足できる収入を得られるようにする
ことを目標にしました。
でもやり方がよくわからないので、とりあえず本屋に行くことにしました。
女優詐欺に巻き込まれたときに散々本は読まされたので、本を読むことは比較的得意でした。
そこで発見した起業、投資、副業等の本から、ビジネス書までありとあらゆる本を読み倒しました。
そしてまずは株式投資からやってみることにしました。